「勇気あるチャレンジ」か「単なる無謀」か
石橋を叩いて、壊れないことを確認しても、橋を渡り切る直前に橋は崩壊するかもしれません。
つまり、慎重に考えすぎたところで、未来が見えるわけでもなければ、約束されたわけでもありません。
上手くいくか、いかないかは動いてみなければ誰にもわかりません。
大事なことは、上手くいかなかった場合に、再チャレンジ、または別のチャレンジをする勇気があるかどうか。
それは、「勇気あるチャレンジ」か「単なる無謀」か試されるときです。
やりたいことを実現するためには「すぐに退職願を出せる覚悟」という話しを以前ブログに書いたこともありますが、これは「失敗しても、ひとまず最低限の生活が出来る」という自信がないと「やり直せる」という気力がなくなるので、「単なる無謀」な選択になります。
もちろんその「最低限の生活」は人によって違いますので、チャレンジも人によってレベル感が違うのは当然ですが。
働く理由は、「生計を立てるため」と「人生を充足させるため」であり、このどちらかが欠けたら、仕事も人生もつまらなくなると思うのが、私の価値観です。
生きていくために「お金」が必要であり、人生を豊かにするために「やりがい」が必要であると思います。
そして、「生計を立てるため」にやらなければいけないことと、「人生を充足させるため」にやらなければいけないことは、どちらも違う筋肉を使います。
この2つのことを両輪で考えれば、人生の選択で思考や足が止まることはなくなるのだと思います。