「楽しい時間」の嘘
日本女子バレーの元監督の中田久美さんが、日本代表の監督は「楽しくはない」けど、「面白い」と言ったそうです。
ダルマ塾のメンバーさんにはよく伝えているのですが、
「充足感が高い状態」と「楽しい時間」は違います。
「充足感が高い状態」とは、辛かろうが、楽しかろうが、成長している状態です。
一方、「楽しい時間」とは、必ずしも成長している状態とは限りません。
辛い時ほど登り坂で、楽な時ほど下り坂とは良く言ったものです。
自分の望む未来が想像できれば、諦めずに頑張れると思いますし、念じ続けることも出来るともいます。
そして、その時間が辛くても楽しくても、それは人生を充足させてくれるでしょう。
もし、今ただ楽しいだけの時間は、それはそれでいいのでしょうが、
それを充足感の高い状態と勘違いしてしまうと、頑張りどころを間違えてしまいます。
頑張っても自分の望む人生が、その先に見えなければ、その時間を手放し、新しい場所でチャレンジすればいいと思います。
僕も残りの人生まだまだ30年以上。いえ、あと1分かもしれません。
いずれにしても、時間はまだまだたっぷりあります。
『頑張っていてよかった』って思えるよう、今日も頑張ります。