
紹介をもらえる営業術~その1~
「信頼からの紹介」と、「お願いからの紹介」はどちらが理想的でしょうか?
おそらく多くの人が、「信頼からの紹介」と答えるでしょう。
しかし、私は両方必要だと答えます。
紹介をもらうために必要なことは、お願いすることです。
なぜ、人は紹介依頼を嫌がるのでしょうか。
それは、信頼される前に、お願いをするからなのです。
どんな紹介スキルを学んでも、信頼される前にお願いしても紹介は出ないのです。
逆に言えば、どんなに信頼されていても、紹介(またはマーケットの構築、仕事に繋がる人脈構築)が欲しいという意思表示がなければ、紹介は出ないのだと思います。
もちろん、紹介が欲しいというオーラを出さなくても、「この人を紹介したい」と思われるだけの人間的魅力があれば別ですが、そのように卓越するまでには、それなりの努力と結果という過程が必要です。
さて、紹介がもらえるようにするためには、どうしたらいいのでしょうか。
信頼を得られるためには、その前にちょっとした感動を与え、興味をこちらに惹きつけることです。まずは、興味を持ってもらえる人になることです。
そこからは、信頼を得られる行動を取り、紹介(またはマーケットの構築、仕事に繋がる人脈構築)が欲しいという意思表示(またはお願い)をします。
こんな流れです。
感動→信頼→お願い
ですから、最初の感動が重要です。
この感動の商談とは何でしょうか。
人を感動させる要素はたくさんあるでしょうが、
「知らないことを教えてもらった」ということも、その中の一つだと思います。
この「知らないこと」は自社の商品の特性を教えても感動の商談にはなりません。
ですから、商品の説明に早く入れば入るほど、感動は薄まります。
多くの人に感動を与えている人の商談は、
「誰に聞いても同じ話し、でも誰も教えてくれない話し」
です。
どこの会社の人に聞いても同じ、商品ではなく用途や制度の話し。
そして多くの人が教えてくれない話しが重要なのです。
このネタをたくさん考えることが必要なのだと思います。
詳しくは、ダルマ塾にてお伝えします。
~続く~