決断とは
「人生において大切なのは、何を経験したかではなく、その時何を決断したかである」
これは、二代目松本白鸚(九代目松本幸四郎)さんの言葉です。
幾つになっても努力し続けることは、人生を豊かにするために大切なことだと思います。
しかし、努力し続けることは簡単なことではありません。
人生はもちろん、仕事を続けるということは、小さな選択の連続であり、
その都度「決断」が必要です。
「やる」と決めるだけでは足りません。
「やり続ける」と決めることが大切なのです。
やり続けるためには、ほんの「小さな決断」に目を背けてはいけません。
「小さな決断」にも意味があり、一つ一つきちんと決めること。
この「小さな決断」の連続こそが、「決断」という習慣が身に付くのだと思います。
「大きな決断」ができない人は、普段からこの「小さな決断」を蔑ろにしているからだと思います。
確かに、他人の経験談よりも、他人の何かを「決断」した話しの方が、
聴いていて楽しいと思うし、素敵だなあと思います。
「決断」とは、「何か」を断って「何か」を決めること。
「何か」をやり続けると決めるために、「まあ今度でいいか」とか
「明日から頑張ろう」という弱い気持ちを手放さなければならないですね。
幾つになっても成長し続けていく人の「決断」は、心から素敵に思います。