営業のテクニック ~クロージング~
やってはいけないクロージング。
中途半端なクロージングなら、やらない方がよっぽどいいです。
ぐだぐだ、くどくどと何が言いたいのか分からない様なクロージングは嫌われます。
クロージングはたった一言だけで終わるのです。
そしてもう一つ大事なことは、クロージングのタイミング。
ここを間違えると、きっと見込客も営業も嫌な思いをすると思います。
また、見込客の反応を見分けなければいけません。
なんとなく反対している場合は、興味の表れです。
本当に嫌がっていたら、反対などしません。
反対は「単なる質問」なのです。
例えば、
高いなぁは、この金額を出すだけの価値をもう一度教えてください。
今決められないは、今決めるメリットを教えてください。
などなど…
これらの反対を恐れてはいけません。
あえて、反対させる。
つまり、あえて質問をさせるのです。
しかし、見込客を追い詰めるようにしてはいけません。常に見込客に考えてもらえるように、一つ一つ確認をし、対話をし、絶妙なタイミングでクロージングすれば、セールスは成功するでしょう。
反対のないところには、商談は始まらないと思うべきです。
反対が単なる質問ならば、その質問に一つ一つ耳を傾けて、丁寧に回答していけばいいのです。
たった一言のクロージングのタイミングが、その後の商談を有利にします。
反対を恐れて、クロージングをしない。
自信があるように見せたいから、クロージングをしない。
これは、余計に相手を不安にさせます。
クロージングに必要なのはテクニックではありません。
タイミングと勇気です。
反対処理は技術と心です。
但し、「体よく断っている相手」に気づかない場合は、営業として訓練がまだまだ必要です。