プロ意識と起業家精神
スポーツ選手、芸能人のようなプロと言われる職業は、ファンの数によって評価されるように、
セールスの成果もファンの数によって大きく左右されます。
ファンとは、直接的消費者(お金を払う人)だけではありません。
頑張っているのに、なかなか成果をあげないセールスは、直接的消費者しか見えていません。
しかし、常に成果を出しているセールスは直接的消費者以外にもファンが沢山いて、
その人たちを大事にしています。
長年のマネージメント経験の上で、私は成果を上げている多くのセールスの共通点に気づきました。
それは、
1.万人受けすること(=人脈を持っている)
2.特定の人に好かれること(=マーケットを持っている)
の2つの要素を持っているということです。
万人受けしかしない人は、単なる良い人で終わってしまったり、
人脈はあるのにそれを生かせなかったり、
ファンを作るのとは少し違うのかもしれません。
逆に特定の人にしか好かれない人は、人間関係の幅が狭いため、
セールスにおいては少し厳しいかもしれません。
万人受けするには、礼儀、礼節、敬意、気配り、心配り、笑顔などが大切で、
特定の人に好かれるには、個性をどう表現するかが大切だと思います。
このことは、与えられた仕事しか出来ない人には、理解しようとはしません。
アントレプレナーシップ、つまり起業家精神が必要で、プロ意識が欠かせません。
これは、長島茂雄さんの言葉です。
『プロ意識を持て、自分の個性、長所をアピールせよ、いつもプラス指向でいけ。』
私も頑張ります。