人生を劇的に変える
漫画家の故手塚治虫氏は私にとって昭和史に残る尊敬する一人です。
手塚氏は、大阪大学医学部を卒業し、医師免許も持っています。
それだけでも凄いのに、夢を諦めきれず、医師にならず漫画家の道を目指します。
そんな彼はこんな言葉を残しています。
「医者は生活の安定を約束していた。しかし、僕は画が描きたかったのだ。」
安定より勝負をかけてこの保険業界に来た方も多いと思います。
「人生を変えたい」「人生を良くしたい」と思った初心を忘れてはいけません。
そして、こんな言葉も残しています。
「40年間負けん気でもってたみたいなもんです。逆に言うと、劣等感や怯えがあったから、続いたとも言えるんですね。」
「最後まで努力をするってのが、本当の生きがいなのではないでしょうか。」
劣等感は継続するための原動力になると私は思います。
少々他人より劣っていても、今の自分の出来ることから目を背けずに、チャレンジと努力をし続けることが人生を豊にし、生きがいに変わるのだと思います。
一生懸命働いて、
一生懸命生きて、
たくさんの人から影響を受けて生きていく。
そして成長して、
一人でも多くの人に影響を与えて生きていく。
人は、仕事を通じてたくさんの人と出会います。
同僚、上司、部下、ビジネスパートナー、顧客、取引先など、仕事で出会った人たちは自分自身を成長させてくれます。
なんとなく働いていては、良い出会いはありません。
「安定」は得られても、「生きがい」は得られません。
一生懸命生きていると、嫌な出会いもたくさんありますが、それと同じくらいの良い出会いもあります。
嫌な出会いを避けた分だけ、良い出会いも逃しています。
私は死ぬときに「良い人生だった」と思って死んでいきたいです。
つまり、「良い人生なんだ」と信じて生きていきたいのです。
手塚氏はこんな言葉も残しています。
「人間は、生きている間に、なぜもっと素晴らしい人生を送らないのかなぁ。素晴らしい満足しきった人生を送れば、死ぬときにそんなに苦しまなくたっていいんだろうなぁ。」
「人を信じよ、しかし、その百倍も自らを信じよ。」
本当の自分を知り→その自分を認め→その自分を信じることが自信となり、
人生を変えるスタート地点から幸せな人生を送るゴールに辿り着くのだと、心から信じています。